ペットボトルの蓋で途上国にワクチン?よくコンビニやスーパーでペットボトルの蓋集めてるのでなにやってるか調べたら蓋を売って途上国にワクチンを、みたいな事をやってるみたいです。
ゴミが役立つなら良い事だなと思いましたけど、やっぱり裏があるみたいですね。
ネットで見つけましたけど、これって本当ですか?↓ペットボトルの本体はリサイクルに回すことができるが、キャップは、自治体によっては回収の対象になっていないところもある。
どうせ捨ててしまうものが、ちょっとでも有効活用されるなら、というモッタイない感覚、さらに、さりげない形での社会貢献を好むという日本人的感覚の両方にピッタリとマッチしてるのが、普及の理由と言えるだろう。
ところが、実際には、隠れた費用が発生する。
それは輸送費である。
この活動を主導しているNPOのエコキャップ推進協会は、さる運送業と提携をしていて、20枚3150円のダンボール箱を買えば、6kgのキャップ入り1箱の輸送を420円で引き受けてくれる。
ダンボール箱の費用を加えれば、577円の輸送費がかかるが、寄付金額は、一箱6kgで60円程度である。
輸送費が圧倒的に大きく、寄付額の9.6倍という計算になる。
運送会社は儲けられて良いと思いますけど、活動してる人は何がしたいのか理解できません。
投稿日時:2012/3/9 10:36
そのとおりで、名前は「エコキャップ運動」ですが、ちっともエコではありません。
ただ、費用面について言えば、「その費用はどこから出てきているのか?」「どうして出てきているのか?」考えれば、無駄ということはないことがわかるでしょう。
費用だおれでは結局活動なんて続かないのですから、どこかからその「マイナスになってしまう費用」が出てきていることは明らかですよね。
公表はされていないものの、おそらくはペットボトルメーカーや飲料メーカーなどが、イメージアップ(キャップゴミの散乱防止など)の一貫として資金拠出しているのでしょう。
で、なんで金を出すのかといえば、上でも書いたとおり業界のイメージアップなどといった「営利目的」があるからです。
決して、慈善のため(だけ)で資金を拠出しているわけではないでしょう。
慈善が主目的ならキャップ改修なんて無駄でしか無いわけですからね。
要するに、ベルマークなどと同じってことですね。
というわけで、企業は金を出す理由があって金を出しており、エコキャップ協会はその金をもらって運送費などの費用にあて、キャップの売却益はまるまるワクチン支援に回せるという寸法です。
企業からカネを出させる理由としてボトルキャップを使っているのですから、それはそれで無駄ということはないのです。
そもそも、資本主義社会なのですから、国などがやる公的な活動以外は、何らかの形で採算がとれていなければ回らないわけです。